繰り返される水の事故

 2019815日、東京の遊園地「としまえん」にあるプールで小学校3年生の女児がおぼれるという痛ましい事故が起こりました。

 

 報道によると、水面に浮かべられた遊具の下の水中で女児がいるのを監視員が見つけたとのことです。女児はライフジャケットを着用していましたが、それが災いして浮力が働き、遊具の下面に押し付けられて、身動きが取れなくなったのではと推測します。

 

 この事故は十分に予測できます。遊具の下に入らないように注意するだけでは、子どもは聞かないでしょう。網目のネットを張って、物理的に遊具の下に入れないような工夫が必要です。

 

 以前、子どもがプールの排水溝に入り込んで、亡くなる事故がありました。そのリスクに気付けなったことで、悲惨な事故が起こります。

 

 事故発生時、女児の両親はどうしていたのかも気になります。死亡事故はいくつかの原因が重なって起こります。その内の1つでも対策していれば、未然防止が可能です。

 

 死亡事故は取り返しがつきません。親は子どもを見守る義務があります。細心の注意を!